都市伝説!チベットの伝説、幻の巨大王国シャンバラのまとめ

シャンバラとは

シャンバラという言葉は聞いたことがあるでしょうか?

シャンバラは別名シャングリラという名前で、馴染みのある言い方では理想郷と呼ばれており、シャンバラとは古くは古代インドより現在にまで伝わるこの世のどこかにあると言われている伝説上の仏教王国のことです。

その歴史は古く、仏教の開祖である釈迦がインドの巡礼中に「シャンバラはここより北にある。」と言ったという言い伝えがあります。

http://3.bp.blogspot.com/-8hok

理想郷シャンバラにはいくつもの町があり、私たちの世界と同じく何億もの人が住み、秩序に守られた96個の王国に分かれ、自然が豊かで、そこに住む人々は苦痛を感じることなく寛容な法の下で穏やかに生活できると言われています。

まさに理想郷という言葉にぴったりの王国として描かれています。

https://i0.wp.com/activeast.fi

そんなシャンバラですが、仏教の教えによると、シャンバラに入るためには、何年もの修行を通じて得を積み、様々な業を乗り越えた者のみがその存在を見ることが出来るという言い伝えが現在まで続いています。

そんな理想郷シャンバラですが、果たして本当に実在するかとなるとどうなのでしょうか?

シャンバラは実在しない?

現在に伝わるシャンバラ伝説は地球の中心つまり地下に存在する巨大な王国として伝えられています。

ですが、当時ならまだしも現在では科学的に地球の構造は解明されていて、地球の中心はマグマであり、地球の内部に都市があるというなんてことはもちろん否定されますし、グーグルアースでどこを探してみてもその存在はおろかほんの少しの証拠も見つかりません。

修行を積んだものだけがたどり着ける。というのも物理的におかしな話です。

至って普通のどこにでもある神話や伝説の話の一つと考えるのが大筋の意見でしょう。

果たして、本当にシャンバラはフィクションであり実在しないのでしょうか?

シャンバラの存在に関するいくつかの証拠

しかし、シャンバラの実在に関するいくつかの証拠もあります。

時は様々な冒険家が世界中を旅してまわった大冒険家時代の1900年初頭。

それまで閉鎖的であり、文化や宗教も全く違うまだまだ謎に包まれていたアジアの国々は欧州の人々にとってとても神秘的であり、様々な冒険家たちがアジアへの冒険へと旅立ちました。

そんな冒険家の一人、ドイツのテオドール・イリオンという探検家はなんと自らの著書「チベット永遠の書」にて、チベットより地下都市へと辿り着いた事を記述しています。

彼は探検家として当時のとても治安が悪く、欧米人とあっては命の危険すらあるチベットに冒険に旅立ち約二年もの期間チベットに潜伏し、アジアの調査に費やし、サンポ峡谷という氷に囲まれた大峡谷に巨大な地下の楽園への入口があるという情報を手に入れたのです。

そうしてサンポ峡谷の探索を開始したイリオンはやがて「境界」の意味合いを持つ地下都市への入り口の目印である白い大きな三つの岩が置かれた洞窟を発見します。

その洞窟よりイリオンは実際に地下都市に向かい、地下都市の人間と出会い、地下都市の生活を目撃し、姿形が同じでありながら私たちとは全く異なる地下都市の住民に恐れ、命からがら逃げ帰ってきたと記しているのです。

同じころ、イリオンの著作を読み、シャンバラへの探求心を持ちチベットに向かったイギリスの画家ニコライレーリッヒもまたサンポ峡谷の探索を行いイリオンの示した「境界」を示す岩を発見したと伝えています。

しかし、その「境界」について、またはそこで起こった出来事についてその後生涯話すことはありませんでした。

探検の途中に、レーリッヒはチベット政府による不可解な調査中断命令を氷に囲まれたサンポ峡谷で受け、何か月もの間そこに留まり続け、食料が底をつき、仲間たちは息絶え、自らも命からがら戻ってくるという惨事を受けたのですが、それが口封じのため、または公にしないようにとチベット政府が脅しをかけたのではないかと一説では言われています。

しかし、彼がチベットを描いた「チンタマニ」という作品に彼がサンポ峡谷において発見した物、「境界」についてのヒントを描いたと言われていますが、その意味はいまだに謎に包まれています。

さらに日本のチベット探検家である河口慧海は、釈迦の生まれた土地ブッダガヤにて「シャンバラはブッダガヤよりも北にあると」書かれた経典を発見したことも知られています。

方向、位置を伝えたこの経典は、釈迦がシャンバラの存在について語った大きな証拠となるでしょう。

そして、あのナチスドイツの最高指導者であったアドルフ・ヒトラーもまたシャンバラの発見に尽力を注いだ一人です。

神秘主義であった彼は、多額の資金を注ぎ込み、シャンバラ発見の為の調査隊を派遣したという記録は公式のものとして残されています。

彼の最期であったベルリン首都陥落の際にはなぜか場違いな多数のチベット僧の遺体が発見されたという話があり、何か大きな証拠を掴んでいたのではないかと考えられています。

また、シャンバラの入り口に関しても諸説あり、サンポ峡谷の次に最も有力視されているのが、チベット僧の最高位である歴代のダライ・ラマが居住し、チベットの政治経済の中心となっているポタラ宮殿の内部です。

ポタラ宮殿こそが真実のシャンバラへの入り口と考える意見も多く、一般人が決して自由に歩き回ることのできない部屋数が2000にも渡る巨体な宮殿にはチベットの高僧が24時間常に守り続けている地下へと続く黄金の扉があるとの証言もあります。

この説であれば、チベットのラマ僧がその真実を信じてやまない理由もうなずけますし、グーグルアースなどでもその存在を確認出来ない理由もうなずけます。

実在するという大きな証拠

このように、様々な説が入り乱れながら存在を感じさせていたもののその証拠が掴めずにいたシャンバラですが、なんとチベットの最高僧であり、国の指導者であるダライ・ラマ14世によってその存在が伝説や寓話によるものではなく実在する土地であると証言されました。

この演説を要約すると下記のようになります。

シャンバラとは伝説上の土地ではなく実在する土地である。

しかし、その土地はどれだけ地図を広げても見つける事は出来ない。

そして、通常の人は飛行機の切符を買ってもたどり着く事は出来ない。

しかし、将来宇宙技術が発達し、超高速飛行が可能になればたどり着く可能性もある。

地図に載らないのではやはり地下?だけど、そうなるとなぜ超高速飛行が必要になるのか?

いくつもの謎を残しますが、チベットの全てについて知るチベットの最高僧によってその存在が実証された事は確かです。

最後に

このように、現在の科学では絶対にありえない為に、その存在が伝説上のものと否定されてきた幻の地下王国シャンバラですが、いくつもの記録やダライ・ラマ14世の証言をもとに未だに多くの探検家がその存在を探し求めています。

真実の地球内部の構造はどうなっているのでしょう。

氷に閉ざされたサンポ峡谷には、ポタラ宮殿には果たして何があるのでしょう。

そこに住む人々の暮らし、また見た目はどのような形をしているのでしょう。

いつか、伝説の理想郷シャンバラが発見され、今までの常識と考えられていたことが全て覆されてしまう日が来るのかもしれません。

信じるか信じないかはあなた次第です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA