都市伝説!近代兵器は人類が初めて作ったものか? ナチス特殊機関「アーネンエルベ」と南極の秘密

北朝鮮がミサイル発射実験を繰り返しており、その航続距離は遂にアメリカに届くのではないかと言われるようになってきました。

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大陸間弾道ミサイルの他、ロシアが現在研究中と言われるツァーリ・ボンバ(ロシア語で『爆弾の皇帝』の意味)など、近代兵器の発展は目覚ましく、もし次に戦争が起こったときには、その威力で地球環境に甚大なダメージを与え、人類は自滅してしまうのではないか、とまで言われています。

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しかし、これらの兵器は本当に人類が初めて開発したものだったのでしょうか。

原爆の開発責任者だったオッペンハイマー博士は初めての原爆実験が終わった後、原爆開発について「少なくとも、近現代において炸裂したのは今回が初めてだろう」と、古代に強力な兵器が存在したことに含みを残していました。

今回は兵器開発についての話題を少し紹介します。

ナチスドイツが作ろうとしていたもの

大陸間弾道ミサイルが世界で初めて登場したのはナチスドイツが開発した「V2ロケット」でした。

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このミサイルの開発に技術部長として参加していたフォン・ブラウン博士は後にアメリカに亡命し、アポロ計画のロケット開発で中心的な役割を担っています。

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ナチスドイツは国力の低さと、ヒトラーをはじめとする指導部の愚策によって戦争に敗れましたが、兵器開発に限っては当時の最先端の技術を誇っていたのです。

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これらのV兵器の他にナチスドイツが研究していたと言われる兵器に「ベル型飛行船」があります。円形の胴体にスカートを穿かせたような形状で、子供がイメージするUFOに近いような外観をしています。

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実際にナチスドイツは「ベランゾ型」などの円盤型の飛行兵器を開発していたようです。この兵器が実戦配備されたかはわかっていませんが、少なくとも第二次世界大戦末期、アメリカ軍の航空機部隊は米軍の最新鋭の戦闘機よりも速く、不規則な動きをする謎の飛行物体と遭遇し、目撃者のほとんどが撃破されてしまいました。

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この正体不明の飛行物体は人気漫画にちなんで「フー・ファイター」と呼ばれ、米軍パイロットに恐れられていたそうです。

南極の秘密基地

終戦後の1947年、アメリカ軍は再びフー・ファイターに遭遇します。1946年12月、アメリカ軍は南極の資源探索のためにバード少将が率いる大部隊を派遣しました。

作戦名は「ハイジャンプ作戦」。空母、潜水艦、攻撃戦闘機など、まるで戦争でもしに行くかのような編成で、とても資源探索のためとは思えない陣容で出港した大艦隊でした。

この作戦は南極大陸の広いエリアを空撮することに成功するなど、一定の成果を上げましたが、バード少将曰く「すさまじい速さの戦闘機」の攻撃を受け、撤退を余儀なくされました。

この不思議な飛行物体が突然現れ、猛スピードで海面から急上昇し、甚大な被害を与えたのです。実はハイジャンプ作戦は南極に避難したナチスドイツの残党を掃討する作戦だったと言われています。

というのも、終戦間際アルゼンチン沖で米軍に投降したナチス兵が、「ナチスは南極に技術者や首脳陣を避難させている」と証言しており、1930年代の経緯から南極にはナチス軍が駐留している可能性が高かったのです。

元々、南極大陸は1839年に発見されてから100年近く開発対象にはなりませんでした。

氷点下の気温、大量の流氷や厚さ10メートルの氷に覆われた海岸線など、調査するには過酷な条件が多かったため多大なリスクを背負ってまで開発する価値を各国が見いだせなかったのです。

しかし、ナチスドイツは政権を掌握した1930年代前半、2度も大規模な調査隊を派遣して海岸線の地形調査などを実施。大陸上にいくつも国旗を立て、開発にいそしんでいました。

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第二次世界大戦で敗色濃厚になると、ヨーロッパから逃れた部隊の避難先として利用するために開発していたようです。

実際にハイジャンプ作戦においてバード少将の艦隊は“何か”と交戦し、何人もの死傷者を出しました。その被害が甚大だったため、撤退せざるを得なかったのです。

帰還した後、少将は「新しい戦争の場合には、米国は北極から南極まで信じられないスピードで飛ぶ物体を持つ敵に攻撃されるかもしれない。」と証言しましたが、精神鑑定を名目に隔離されてしまいました。

ナチスの知識はどこから来たのか

では、ナチスはどのようにしてV2ロケットやベル型飛行船に代表される画期的な技術を発明したのでしょう。

その要因の一つとして考えられるのが、ヒトラーの肝いりで発足した特殊機関「アーネンエルベ」があります。

アーネンエルベは世界史上唯一、オカルトや超常現象を研究していた国家機関です。ヒトラーはドイツ人の祖先がアーリヤ人であると考えており、かつて地球にはもっと高度なテクノロジーを持った文明があると信じていました。

そして、そのテクノロジーは世界中に散らばっていると考え、真剣に調査していたのです。実際に南極の開発にあたってナチス軍が資料にしたのは、16世紀にトルコの軍人ピーリー・レイースが作ったとされる地図でした。

1839年に発見されるより前に描かれた地図でありながら南極大陸が描かれており、この地図は現代の測量で正確に南極大陸の陸地が記載されていることがわかっています。

ピーリー・レイースがこの地図を何故描くことができたのかは現在でもわかっていません。他にも世界中の伝説や神話を研究し、その成果として、それまでの常識に囚われない画期的な兵器を開発してきたのです。

近代兵器は人類が初めて作ったものか

果たして、現在研究中の最新兵器は、人類が初めて作ったものなのでしょうか。

テクノロジーの知識を持たない古代の人々が現代の科学技術を目にしたら、それこそ魔法のように感じることでしょう。

それが今のテクノロジーよりも遥かに優れた物であったならばなおさらです。

ひょっとすると、ゼウスが持っていたという稲妻を放つ杖や、トールのハンマーも本当は科学技術で作られたものを、その技術が理解できない古代の人々が魔法のように感じて伝承してきたものなのかもしれません。

だとすれば、かつて持っていたはずのテクノロジーを忘れてしまった人類は、そのテクノロジーを持て余して一度滅んでしまったのでしょうか。

これから考古学の研究が進む中で画期的な科学技術が生まれ、時代を変えていくかもしれません。

信じるか信じないかはあなた次第です。

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